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GameBall、これはトラックボールのネクストジェネレーションだ

ゲーミングトラックボールのGameBallが長旅を経てとうとう手元に届きました。

気づいたら1ヶ月近く触ってたので、
レビューと届くまでに掛かった費用と期間などを。

なにはともあれ光らせる
もくじ

デザイン

見た目はこんなでイカみたい。
左右対称デザインで左利きにも対応してます。
通常版なので全体的に黒色してます。限定版は赤玉だったみたいでうらやましい。

背中、サラッサラで手を置くだけで幸福感です。
おっ子どものほっぺたに手を当ててるような。

イカのエンペラみたいなところが絶妙に親指の付け根を支えてくれます。

真上から見てボールの上下に出っ張り。
この出っ張りがあるおかげか、これだけボールが露出してても飛び出す事がないです。
これで操球感が損なわれてる感じもないので計算されてるなぁと。

一個惜しい所としては、ケーブルがボコテカな感じであんまり好みでは無かったかも。

という事で配線はエルゴレストのマウスパッド下に潜らせました。

機能について

ポインティング

ゲームで一切使用せず、仕事でデザイン系のアプリとIDEとを行き来するだけの使い方なので
ポインティング性能の高さとかは正直なところよく分からないんですが、
これまでの機種で起きていた、
「普通に動かしてるだけで、Macのマウスカーソルが大きくなる機能の暴発」
「早く動かし続けるとカーソルが止まったり飛んだりする現象」
が全く起きなくなったので、間違いなく良くなったんだと思います。

ボタン

ボタン数は6で、1つはDPI切り替え専用になっているため
キー割り当て出来るのは5つになります。

デフォルトの設定は

  1. 左クリック
  2. 中クリック
  3. 戻る
  4. 右クリック
  5. 進む

となっていて、上部のタッチボタンを長押しすると
左右反転して左利き対応も可な仕様です。

見つけられてないだけかもですが、
キー割り当てや設定変更の専用ソフトウェアは無く、
私はステアーマウスという有料のマウス設定ユーティリティ(Mac用)を使って設定しています。

キー割り当てについては現在ファームウェアのアップデートも予定されているようで、
今後柔軟に変更出来るようになるかもしれません。

クリックはしっかりとしたクリック感で堅牢さを感じるのは流石ゲーミング、
仕事部屋に時折入る子ども達の猛攻にも耐えてくれそうで助かります。

スクロール

一番気に入っているのはスクロールでしょうか、
物理的にクルクル回るスクロールホイールではなく、タッチ操作で動かすタイプで
球の右側が縦スクロール、左側が横スクロールになっています。

なぞった分だけスクロールする linear モードと
指置きっぱなしでドラッグした距離だけ移動し続ける continuous モードがあって
(白猫プロジェクトのプニコン移動みたいな、違うか)
上部のタッチボタンで切り替えできます。

デフォルトはcontinuous モードになっていて、最初は違和感感じましたが
慣れてくると長ーいページやTwitterなんかでもスクロールでほとんど指動かさなくて済みます。
まだ慣れていない事もあって身体の一部の用には使いこなせないんですが
それでも圧倒的に良くなりました。(記事寝かせてる間に慣れました)
こういう「慣れるまでは難しいけど、慣れたら強くなる」系の機能、もえます。

GameBallの前にメインで愛用していたのがスクロールガリガリおもちゃのDEFT PROだったのもあって、
だいぶハードルは下がっているかも・・・

仕事でよく作るパララックスのサイトが、GameBallのスクロールで見ると芸術的に見えます。
逆に今までよくあのスクロールでスクロール連動のアニメーション作ってたなと。

全体的にちゃんとしてる

  • 早く動かしても遅く動かしても狙った所にカーソルがワープせずに行く。
  • USB繋げるだけで普通に使える。
  • スクロールしたらカクカクしないでちゃんと思った分だけスクロールする。
  • クリックしたらダブルクリックになったり、ドラッグになったりしない。

書き出してみると当たり前の事ですが、全体的にちゃんとした性能になってる感じ。
ゲームボールって名前の印象とは裏腹に、おもちゃっぽい所が全然無いプロ仕様です。

どなたかがトラックボールの新しい時代って表現してたのが分かって、
以降のトラックボールはここをベースにして欲しいくらいニューベーシック。

機能やデザインは幸塚トラックボールさんのサイトのほうが綺麗な写真で詳しくてまとまってるので、
さらっと書くだけにしようとしたのに、止まらなくなって公開出来なくなりそうだったのでこの辺にしておきます。

サマリー

費用合計:約 35,364円

購入から届くまでの日数:8日(土日含む)

転送業者:forward2me
輸送:UPS Express Saver

料金計算してみたらトータルでかなり掛かってました、為替や輸入業者を厳選したらもっと削減できると思います。
私的にはこの値段でも満足いきました。
これから幾つか迷って試して買うことになったであろうトラックボール代と時間を考えると、全然安い。
(と言いつつまだ買うんだろうけど)

費用の内訳

GameBall

商品本体:$148.00
VAT:$30.72
送料(GameBall→forward2me):$6.72

forward2me

送料(UPS Express Saver):£86.95
輸入消費税:800円(代引き)

タイムライン

forward2meで会員登録、イギリスの住所取得
11月8日(月) 11:12 購入
11月10日 20時頃 forward2meにGameBallが到着のメール

この辺りが興奮MAX。
20時はいつも寝る時間帯なので、寝る前にとりあえず転送の処理だけしておきたく
forward2meのマイページ開くも「IN REVIEW」ってタブにGameBallの情報が入ってて、発送指示するボタンが見当たらず。

ヤキモキしながらとりあえず寝ようと一旦放置。

※おそらくforward2meの検品作業中でした。

11月11日 04:04 forward2meからPackage Ready To Shipのメール

ここでやっと「IN REVIEW」のタブから「READY TO SHIP」のタブにGameBallの情報が移動して、
「SHIP NOW」等のボタンが出現しました。

事前に予習しておいたとおり、緑のDetailsボタンを押して詳細を確認。
Priceの項目が0になっているので、商品本体の代金(VAT除く、$を£に変換)を入力してSave。

GameBallのチェックボックスにチェックを入れて、いざ「SHIP NOW」

ここで配送業者を選ぶ画面になって、
送料や日数、保証を付ける付けないで白目になりながらお財布と相談して
UPS・保証無しで決定しました。

11月11日 04:46 forward2meへ支払い

支払後も他の配送会社の方が良かったかなとか、やっぱ保証付けておくべきだったかなとフワフワしていたので
この後、鎮魂のために記事を書いたりしてました。

11月11日 夕方 forward2meの倉庫から日本へ発送の連絡
11月16日 夕方 到着

UPSの追跡ページ開きっぱなしでずっと追跡。
ドイツへ行ったりアメリカへ行ったり中国で遅延が起きたりして、ハラハラドキドキワクワク。
が、15日の夜に大阪で「輸送中です」の状態で止まり、16日夕方突然届きました。

代引きで800円の支払い。いつも関税だと思ってた謎の代引きは、輸入消費税でした。
明細にちゃんと何の金額か書いてあるようで。

さいごに

「普通にめっちゃ良い」を地でいくトラックボールで
これから使い倒していきたいと思います。

購入が大きなハードルで個人輸入の金額とリスクがあるので、
今は大声ではオススメできないのが悲しいですが
個人的には転送業者を使った個人輸入というハラハラドキドキの初体験も出来て、
トータルとっても良い買い物したなと思います。

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